オーストリア大使館派遣演奏家コンサート『クラウディア・タンデル(メゾソプラノ)&ギゼラ・ヨプステル(ピアノ)クリスマスコンサート』
文化芸術の都オーストリアらしい素晴らしいプログラムです。
ウィーンのドナウシュタット区と姉妹都市提携をされている「東京都荒川区」様では、その若手演奏家による「日墺親善リサイタル」をコロナ禍を除き、毎年開催していただいており、今年で9回目を迎えます。
今年はメゾ・ソプラノのクラウディオ・タンデル/Klaudia Tandlさん&ピアノのギゼラ・ヨプステル/ Gisela Jöbstlさんのお二人による、素敵な「クリスマスコンサート」をおおくりいたします。
プログラムには古典から現代までのクリスマスの歌曲が満載です。
☆演奏予定曲☆
クリスマス聖歌:エサイの根より Es ist ein Ros entsprungen 、久しく待ちにし O come O come Emmanuel
シューベルト:夜と夢 Nacht und Träume、冬の夕べ Der Winterabend
リスト:それは素晴らしいことに違いない Es muss ein Wunderbares
sein、おお愛せよ、愛することができる限り O lieb, solang du lieben kannst
R.シュトラウス:クリスマスの歌 Weihnachtslied、たそがれの夢 Traum durch die Dämmerung、夜 Night
ツェムリンスキー:青い小さな星よ Blaues Sternlein
ブーランジェ:聖歌 Cantique
ヴァヴィロフ:アヴェ・マリア Ave Maria
クラム:夜 Night
これら歌曲は作曲家の年代順に大体並べてみましたが、演奏順はさまざまで奏者のお二人のこだわりも感じられます。
聖夜を彩る素敵な曲で溢れています。
このほか、ラフマニノフ、ヤナーチェクのピアノソロ曲や、定番のクリスマスソングも。
素敵な歌とピアノでクリスマスの雰囲気をたっぷり味わっていただきたいと思います。
ぜひご来場ください♪
日時:2024年12月18日(水)18:30開演(18:00開場)
会場:日暮里サニーホール
全自由席:2,000円
Klaudia Tandl |Mezzo soprano クラウディア・タンデル | メゾソプラノ(左)
クラウディア・タンデルはグラーツ音楽大学で学び、エリー・アメリンク、ロベルト・ホル、アン・マレー、ビルギット・シュタインベルガー、ブリギッテ・ファスベンダー、クリスタ・ルートヴィヒ、ロジャー・ヴィニョールズらに師事。
デュオ・パートナーのギゼラ・ヨプステルとともに、リートに重点的に取り組んでおり、シュツットガルト国際リート芸術コンクールやドルトムントのシューベルト国際コンクールで3位入賞。ヨーロッパ各地でソロコンサートを行う。20世紀以降の現代音楽にも注力し、アンサンブル・プラス、アンサンブル・コントラプンクテ、エアボーン・エクステンディド、アンサンブル・ツァイトフルスなどと共演。2018年、クリストフ・レンハルトのリーダー・ツィクルス「芥子の色(Farben des Mohns)」を収めたCDをリリース。最近では、ギゼラ・ヨプステルとともにアルバム「ふたつの世界の間で(Entre deux Mondes)」を発表している。
Gisela Jöbstl|Piano ギゼラ・ヨプステル | ピアノ
オーストリアのピアニスト、ギゼラ・ヨプステルは、主に室内楽奏者として活動。グラーツ音楽大学にてユリウス・ドレイクに師事し、リート伴奏の学位を取得。奨学生として、オックスフォード・レジデンシャル・リーダー・マスタークラスを受講し、バーデンのフランツ・シューベルト・インスティトュートに学ぶ。
メゾソプラノ歌手クラウディア・タンデルとともに、有名なリートデュオのコンクールで受賞。古典派のレパートリーのほか、現代音楽にも重点を置き、さまざまな時代を融合させたコンサートプログラムを展開している。
音楽教育にも力を入れている。メゾソプラノ歌手ラウラ・リーガーとともに、子どものためのリートのコンサートを企画。
現在、ウィーン国立音楽大学のピアノ科上級講師。