日墺親善リサイタル『ハープ×笙 日墺神秘の響奏』
ウィーン市ドナウシュタット区と東京都荒川区は「川」つながりで友好都市提携をされています。そのご縁で毎年、オーストリアからの若手演奏家のコンサートを開催していただいています。
2025年はコロナ前最後のコンサート(2019年)に出演していただいた、ハーピストのソフィー・シュタイナーさんを再度お迎えいたします。
ソフィーさんは、もともと日本がお好きで日本語も堪能でしたが、この数年の間に日本にも住まいを持たれ、様々な活動を活発に行われています。
今回の共演者は雅楽器の「笙」。
演奏者のカニササレアヤコさんは、お笑い芸人として活躍する中、東京藝大の邦楽科に進学された多才な方で、Forbes JAPANにて「世界を変える30歳未満の30人」にも選ばれています。
ハープ×笙 で様々なジャンルの曲をコラボレーションされ、その神秘的な響きは必聴です。まさに日墺の音楽のコラボレーションと言えます。
プログラムには、お馴染みの曲を多数揃えていただきました。
ドビュッシー:夢、月の光
バッハ:G線上のアリア…その他、オリジナル曲などをお楽しみいただきます。
パイプオルガンのような「笙」の響きとハープの音色が創り出す世界をぜひご堪能ください。
日時:2025年12月10日(水)18:30開演(18:00開場)
会場:ムーブ町屋(ムーブホール) (千代田線「町屋駅」直結)
チケット:全自由席2,000円 ご予約のお申込みフォームはコチラ
*ご予約のお客様は当日受付にて代金と引き換えにチケットをお受け取りください。
出演者
ソフィ―・シュタイナー(ハープ)Sophie Steinerウィーン出身ハープ奏者。アーティスティックディレクターとして様々なプロジェクトで活躍中。欧州の数々のコンクールで優勝し、ウィーンオペラオーケストラなど多数のオーケストラで演奏。優れた音楽解釈をした人に与えられる「ヴィクトール・サルヴィ賞」を受賞した。アーティスティック・ディレクターとして「しらべフェスティバル」という国際的なイベントを企画し、常に新しい形のコンサートを作り出している。日本と欧州を拠点に演奏活動を続けている。芸術を通じて世界的な異文化理解、交流、尊重の促進を目指す。
カニササレアヤコ
お笑い芸人・雅楽演奏家・ロボットエンジニア。日本の伝統音楽「雅楽」を演奏し、雅楽器の笙を使ったネタで芸人として活動するかたわら、人型ロボットなどのアプリ開発を手掛ける。早稲田大学文化構想学部卒業。現在東京藝術大学邦楽科雅楽専攻に在籍し笙・楽琵琶・右舞などを学んでいる。藝大の助成を受けパリ国立高等音楽院で即興演奏を学んだ他、現代音楽やアルゼンチンタンゴなど、古典雅楽以外の分野にも精力的に取り組んでいる。
タンゴピアニストとしても国内外で活動しており、芸能人ピアノNo.1決定戦「TEPPEN」にてムックに勝利。笙ソロによる現代音楽の演奏で複数音楽コンクールで受賞したほか、NMGEメンバーとして「創造する伝統賞」を受賞。
「R-1ぐらんぷり」決勝、「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」、「題名のない音楽会」などの番組に出演し、2022年にはForbes JAPANにより「30UNDER 30(世界を変える30歳未満30人)」に選ばれている。


